サイコブレイクのキャラ、クリーチャー

セバスチャン・カステヤノス (Sebastian Castellanos)
声 - 木下浩之
本作の主人公である男性刑事。35歳。クリムゾンシティ郊外に起きた猟奇殺人事件の捜査をしていた。とある精神病院で起きた大量殺人事件の捜査に向かったところ、偶然悪夢のような世界に入り込んでしまった

20代という若さでゴールドバッジを取得し刑事へ昇格したほど優秀であるが、捜査方法が強引な部分もあるため賞罰ともに多い。同僚のマイラ・ハンソンと結婚し娘のリリーを授かるなど順風満帆な日々を送っていたが、ある日自宅が火災で全焼し、幼い娘を失ってしまう。あまりのショックにセバスチャンは酒に溺れる日々を送るが、その間にも妻のマイラは娘の死について捜査しており、やがてマイラも捜査資料をセバスチャンに託し失踪してしまう。マイラの捜査資料から娘の死が仕組まれたことを知った彼は、娘の死についてさらに強引な捜査にのめり込むようになった。また、捜査があまりに度が過ぎたためか(脅迫や暴力など)、ジョセフによって内部告発されている。
相棒のジョセフとは8年来の付き合いで性格は正反対だがお互いに信頼し合っている。

ジョセフ・オダ (Joseph Oda)
声 - 千葉一伸
セバスチャンの相棒の男性刑事。33歳。無口で冷静、年下のキッドにも敬語で話すなど紳士的な性格をしている。セバスチャンとともに精神病院の捜査へ向かったが、突然恐怖の世界へ巻き込まれてしまう。
眼鏡を掛けているが、視力補正以外にも手放せない理由があるようで、大切にしている。若くしてセバスチャンの相棒となり、斧を使った格闘戦、スナイパーライフルによる狙撃、ピッキング、爆弾処理と多彩な能力を持っている非常に優秀な刑事。作中では語られないが既婚者である。
娘の死と妻の失踪によって酒に溺れ、強引な捜査を続けるセバスチャンを内部告発したが、それは精神的に追い詰められている彼を助けたいという気持ちからであった。

ジュリ・キッドマン (Juli Kidman)
声 - 甲斐田裕子
セバスチャンたちのところへ転属してきた女性刑事で愛称はキッド。27歳。3人で精神病院に向かい、恐怖の渦に巻き込まれる。新人だがあまりに落ち着いた性格かつどこか観察しているような態度にセバスチャンは密かに警戒していた。
正体はメビウスから警察内部に潜入しているスパイ。STEMに囚われたレスリーを連れ戻すという指令をザ・アドミニストレイターから受けていたが、徐々にルヴィクと同調していく彼を見て利用されるよりも殺すことを選択しようとする。目的を隠して暗躍しながらも、セバスチャン達を巻き込んでしまったという罪悪感、自身も捨て石に過ぎないことを知り、メビウスやザ・アドミニストレイターへ不信をつのらせていく。
かつて両親から虐待を受けており、14歳の時に家出している。それからはメビウスに拾われるまでは生き延びるために犯罪にも手を染めていた。

オスカー・コネリー(Oscar Connelly)
声 - 平井啓二
男性警察官で、階級は巡査。30歳。セバスチャン達を事件現場である精神病院へ送り届けた運転手。崩壊する街から脱出するが、崖から転落後変わり果てた姿で現れる。
セバスチャン達とともにSTEMに囚われており、物語序盤でホーンテッド化してしまう。
その後はラストシーンの描写から現実世界ではSTEMに繋がれたまま死亡したと思われる。

タティアナ・グティエレス(Tatiana Gtierrez)
声 - 井上喜久子
女性看護師。38歳。巻き込まれた異世界の病院でセバスチャンを手助けする。セバスチャンの問いかけに明確に答えず、はぐらかすなど謎が多い。
正体はビーコン精神病院内の閉鎖病棟に勤務していた看護師。現実世界では彼女は行方不明になっており、作中で彼女の尋ね人の張り紙を見ることができる。
レスリー・ウィザース(Leslie Withers)
声 - 河西健吾
ビーコン精神病院に入院していた患者。少年のように見えるが25歳。情緒不安定でコミュニケーション能力が低いため意思疎通が難しい。両親の死を目の前で目撃しており、それがトラウマとなって現在のような精神異常をきたしている。また、他人の意識を無意識に感じ取りシンクロさせるという能力を持ち、これで低いコミュニケーション能力を補っている。その能力から危機察知能力も高く、セバスチャンの危機を救うこともある。
上記の能力と両親を失っているというトラウマを持っていることでルヴィクから適合者として付け狙われてしまう。巻き込まれた世界で幾度となくルヴィクの支配を受け、最終的にはルヴィクに意識を乗っ取られてしまったような描写がある。

マルセロ・ヒメネス(Marcelo Jimenez)
声 - 土師孝也
精神病院の医局長を勤める男性。50歳。レスリーのことを第一に考え、そのためならば自らの身も厭わない。だが、実際は彼をルヴィクの世界からの脱出の手段としてしか見なしていない。
ルヴィクの研究を奪い、現在の状況を作り出した元凶でもある。彼自身はメビウスと繋がった人物であり、自身の組織内での地位のみを考えていた。孤独に研究を行っていた少年ルヴィクの才能に目を付け、その理解者となり、それから何年か後、火災に遭ったルヴィクに素材=人間を提供していたが、ルヴィクの両親から病院への寄付が止まると、その提供を拒むようになる。ルヴィクの研究結果を自身の名前で発表するなどの行動が増え、ついには強引な方法でルヴィクの研究自体を奪い、ルヴィク自身もメビウスに連れ出してしまう。
追加シナリオではルヴィクの異常な研究を危険視する、脳だけにされたルヴィクを見て憤慨するなどの様子が見れるが、最終的には自身の保身や利益、研究者としての好奇心に負けメビウスの研究を続行する選択をしてしまった。良くも悪くも人間らしい人物である。
エンディングでの現実世界ではSTEMに繋がれたまま死亡していた。

バレリオ・ヒメネス(Valerio Jimenez)
声 - 志賀麻登佳
マルセロ・ヒメネスの弟。エルクリバー村でホスピスを管理している。ホーンテッド化し、セバスチャンに襲いかかってくる。
現実世界ではクリムゾンシティに向かう姿を最後に行方不明となっている。

ルヴィク(Ruvik)
声 - 関俊彦
白く薄汚れたフードコートを羽織った謎の男。37歳。セバスチャンを翻弄するかのごとく、幾度となく現れる。本作の鍵を握る男。
作中の異世界を作り出した張本人であり、本作の全ては彼の脳内で起こっている。突然現れては消える、物理的法則を無視、空間を歪める、触れただけで死に至らしめる等、異世界の中では絶対的な力を誇る。
幼少期から外界と接触を断ち研究に明け暮れていたが、生家の納屋でヴィクトリアーノ家に対する復讐の巻き添えとなる形で火災に巻き込まれ全身火傷を負い、愛する姉ラウラは焼死してしまう。その後は姉を生き返らせるべく狂気に満ちた研究をしていたが、マルセロに研究を奪われ、メビウスによって殺害、脳だけにされSTEMへと組み込まれてしまった。
レスリーを寄り代にすることで自身の現実世界への生還を画策し、レスリーを支配しようと付け狙う。

ルベン・ヴィクトリアーノ(Ruben Victoriano)
声 - 武田華
資産家、ヴィクトリアーノ家の長男。10歳。後のルヴィクである。
まだ無邪気な部分が残っているが、小動物を解剖するなど、異常性の片鱗はすでに見せ始めていた。姉ラウラと生家の納屋にいた際に放火され、全身に重度の火傷を負うことになる。その後、彼は火傷により失った皮膚の移植を拒み、人との接触を断って研究に没頭した。

ラウラ・ヴィクトリアーノ(Laura Victoriano)
声 - 行成とあ
美しく優しいルヴィクの姉で、彼のただひとりの理解者であった。17歳。
弟のルヴィクと納屋で遊んでいた際、土地を買収された村人からの復讐に巻き込まれる形で火災に遭い、弟を身を呈して逃がすが自身は間に合わず焼死してしまった。彼女の死がルヴィクを狂気の研究へと駆り立てSTEMの開発へと繋がった。

ザ・アドミニストレイター(The Administrator)
声 - 山野井仁
年齢等の素性が謎の男。ザ・アドミニストレイターとは管理者の意。メビウスに所属し、キッドの上司にあたる。性格は傲慢かつ尊大。
キッドに対し、STEMに入りレスリーを連れ戻すよう指令を出す。しかし、キッドを含めセバスチャン達を捨て石と表するなど酷薄な態度を取り、キッドの不信を買う一因となった。
クリーチャー

ホーンテッド(The_Haunted)
ゾンビのような姿の人型クリーチャー。体に痛々しい傷を負ってる者が多く、有刺鉄線を巻きつけた者、体に鉄骨が刺さっている者など様々。
目を不気味に光らせ、主に道具を使ってセバスチャンたちに集団で襲ってくる。通常より巨大な個体、仮面を付けた者、体を不可視にする個体などバリエーションも多く作中もっとも戦う敵である。使う武器は多岐に渡り、斧や松明に始まりダイナマイトやクロスボウ、銃までも使う個体が出現する。しかし知能は決して高くなくドアを開閉することができない。弱点は火で火炎瓶やダウンした際にマッチで燃やすことで一瞬で倒すことができる。
その正体はSTEMに取り込まれた被験者がルヴィクの意識と同調した結果、怪物化した姿。作中ではホーンテッドと化する瞬間を見ることが多々あり、体に赤い斑点が発生し理性を失うというもの。

インプ(Imp)
小人のような人型クリーチャー。血にまみれ、片足などの四肢が欠損している為歩くことができず這いずって移動する。
ホーンテッドよりもさらに多くの集団で現れプレイヤーの邪魔をする。一個体は決して驚異ではないが、非常に多くの集団で現れ、かつ行動も素早いので注意が必要。体が小さいので狭い隙間から這い出してくるほか、水中を泳ぐことも可能。体力は無いに等しく踏みつけるだけで倒すことが出来る。

オルタエゴ(Alterego)
常人よりもやや巨大な人型をしているが頭が二つありその片方は人としての顔はなく血腫のようになっている。
耐久力が高く非常にしぶとい。通常の肉弾攻撃の他に液状のものを噴射する、腹部から触手を伸ばし振り回すなどの攻撃をしてくる。触手の先端には鋭い爪が付いており非常に危険。
オルタエゴは解離性同一性障害の患者がSTEMに繋がれ怪物化した姿。ルヴィクの研究によって前頭前皮質に刺激を与えた結果、二つの人格がお互いを攻撃しだし、それが収まるとやがて融合してしまったという。

サディスト(Sadist)
大柄な体躯をした大男。頭に鉄のヘッドギアを付け、返り血を浴びたタンクトップに作業ズボンという異様な風体をしている。
プレイヤーが最初に目にするクリーチャーで死体をナタで切り刻むという衝撃的な光景で悪夢は幕を開ける。唸り声を上げチェーンソーを振り回しプレイヤーを追い詰める。その見た目に違わず耐久力が高くまたパワーを駆使して障害物を破壊しながら突進してくる。知能が高くないのかトラバサミに引っかかることがある。数回に渡ってセバスチャンの前に強敵として立ちはだかり、最終チャプターではRPGロケットランチャーを武器に迫ってくる。
殺意の塊のようなその正体は殺人者の意識とルヴィクの狂気がSTEMを介して融合、誕生したクリーチャーである。

ラウラ(RE-Bone_Laura)
非常に長い4本の腕と足を持ち女性を思わせる長い黒髪、焼けただれた皮膚が特徴。血だまりや死体から叫び声をあげて現れ、髪を振り乱しながら襲ってくる。その長い腕の先には鋭い爪がある為、彼女の腕に捕まることは死を意味する。死体を媒介に移動することができ、後述する誕生理由から火が弱点で焼かれると泣き叫びながら悶え苦しむ。
その名の通りルヴィクの姉ラウラの凄惨な死の記憶とルヴィク自身の復讐心が融合し誕生したクリーチャー。彼女の死因が焼死である為、火が弱点と思われる。「姉ラウラを生き返らせる」という目的の元、研究を続けSTEMを開発したルヴィクだがこのクリーチャーを見るにその目的は叶わなかったことがわかる。このようなおぞましいクリーチャーとなってしまったのはルヴィクにとって彼女の死は到底受け入れられるものではなく、姉によってルヴィクのみが助かった事、それによって自身を責める気持ちなどが色濃く反映された結果だと思われる。またCHAPTER.10でラウラは金網の檻に閉じ込められているが、これも姉の死という忌まわしい記憶を思い出したくないというルヴィクの思いが象徴されていると考えられる。余談だが英語表記は「RE-Bone_Laura(蘇ったラウラ)」でありルヴィクにとって皮肉のこもった名前である。

ノイン&ツェーン(Neun&Zehn)
教会への道を塞ぐ2人の巨人のようなクリーチャー。マスクを被っているのがノイン、武器を持っているのがツェーンである。ノインは気性が荒く開放された瞬間からホーンテッドを叩き潰している。対してツェーンは臆病な性格らしいが時折暴力衝動が出るらしく登場時は鎖で繋がれている。ノイン、ツェーンはそれぞれドイツ語で「9・10」という意味。
ノインとツェーンは双子であり薬物の投与で異常成長したと作中で語られている。
センティネル(Sentinel)
巨大な犬の姿をしたクリーチャー。教会の研究室で育てられていたもので死亡した被験者を餌として与えられた為、人肉を欲している。犬の面影はあるものの、その殆どはグロテスクに変容しており頭部の下には大きな顎が口を開けている。元は教会の番犬であったらしくセンティネルという名も見張り、番人という意味。

キーパー(The_Keeper)
頭部が金庫になっている大男。片手に巨大なハンマーを持ちもう片方で鋭利な刃物が突き出たズタ袋で殴りつけてくる。ちなみにこのズタ袋にはキーパーが殺害した者たちの脳が詰め込まれている。頭の金庫が本体であり他に攻撃を加えても何度でも復活する。
その正体はルヴィクの感情と記憶によって生まれたクリーチャーである。かつてルヴィクは研究資料を金庫に隠しておりそれを奪われてしまった過去がある。また最終的に殺害され脳だけの状態にされたことから、金庫から研究資料を奪われた記憶、生きたまま脳だけにされたという激しい怒りからキーパーが生まれた。

トラウマ(Trauma)
枷に体を縛り付けられたクリーチャー。巨体を活かした突進や左手のカギ爪からの攻撃を繰り出してくる。
ルヴィクは少年時代に父親から宗教の信仰を押し付けられており、この時の拒絶の感情と記憶からこのクリーチャーは生まれている。また「トラウマ(心的外傷)」という名前の通り父親からの「教育」も相当なものだったことが伺える。
アマルガムα(Amalgam α)
様々な生物を無理やり融合したような姿の巨大なクリーチャー。巨体から繰り出す突進や肉弾攻撃はそれだけでも脅威となる。またダメージを受ければ受けるほどその姿を禍々しく変えていく。
STEMに取り込まれ犠牲となった多くの被験者の怒りと憎しみが具現化したもの。マルセロの発言からもそのことがわかる。それらの要因から周囲の恐怖や憎しみなどの負の感情を取り込み姿を変えるという特徴を持つ。またルヴィクの感情や記憶が反映されていない珍しいクリーチャーでもある。

シーギョ(Shigyo)
崩壊したクリムゾンシティの水場に棲息するクリーチャー。水かきのような手で自由自在に水中を泳ぎ回り、プレイヤーを水中に引きずり込もうとする。
STEMに繋がれたまま溺死した被験者の意識が生み出したクリーチャー。被験者はSTEMに繋がれる際、バスタブ型の装置に入れられるがこの際に溺死したものもいたようである。

アンノウン(Mr._Unknown)
ルヴィクと姿が酷似したクリーチャー。動きはホーンテッドと類似しているが、最大の特徴はラウラの腕らしきカギ爪を召喚してくることである。
ルヴィクと被験者が高いレベルで意識をシンクロした結果、ホーンテッドが突然変異的に変化したもの。ラウラの腕を召喚できるのはこういった経緯からである。

ヘレシー(Heresy)
巨大な蜘蛛のような体躯をしたクリーチャー。よく観察すると人間のような頭部も確認できる。長大かつ鋭利な足を使った踏みつけに加え、腹部から芋虫のような生物を生み出しプレイヤーを妨害してくる。またその巨大な見た目に反して高速で移動でき、バスで逃げるセバスチャンたちを追跡してくる。
被験者が完全に自意識を失ったことで生まれたクリーチャー。自意識を失い暴走したことで多くの被験者の意識を取り込み巨大となった。しかしこういった経緯からルヴィクはヘレシーとの意識共有を拒絶している。

クウェル(Quell)
多数の触手が特徴。周囲の風景と完全に同化し、神出鬼没に襲いかかってくる。また触手による攻撃の他、毒ガスを吐く、爆発するヒルのような生物を生み出すなど多彩な能力を誇る。
その誕生経緯はルヴィクの見られたくないという欲望から来ている。その感情はフードの下の焼け爛れた皮膚と剥き出しなった脳という姿と現実世界での生きたまま脳だけになった姿から推測できる。

アマルガム(Amalgam)・アマルガム・コア(Amalgam_Core)
本作のラストボス。非常に巨大で全ての動くものを攻撃し死に至らしめようとしてくる。また他者を取り込もうと頭部のバイザーが開いた状態をアマルガム・コアと呼び、そこには融合したルヴィクがいる。
強制的にSTEMに繋がれ死亡した被験者たちの怒りと憎しみで生まれたアマルガムαが周囲の負の感情をさらに取り込み巨大化、そこにルヴィクの狂気が融合した姿。

キャダバー(Cadaver)
追加シナリオであるザ・アサインメントとザ・コンセクエンスに登場。ホーンテッドが内部コアの膨張により再生、怪物と化した姿。ブリッジ姿勢で徘徊し発光する複数の瘤、突き出た肋骨と不気味な姿が特徴。視覚が弱く音に敏感な為、音さえ立てなければ気づかれることはほぼない。気づかれてしまった場合、瘤を赤く発光させ接近し自爆する。また耐久力はない為、銃で1発で倒せる他、壁と物に挟まれただけでも爆発四散する。

ライトウーマン(Light_Woman)
サーチライト型の頭部、血だらけのコートを着た腕のない上半身、そこから伸びるヒールを履いた女性を思わせる足が特徴。頭部のサーチライトは光源としての役割の他にキッドのライト同様、隠された通路やドアを出現させることができる。見つかったときはライトを赤く照射し動きを鈍化してくる他、胴体のコートの下には鋭い牙のはえた口が存在し、これによってターゲットを噛み砕いてしまう。さらに倒されたホーンテッドにライトを照射することでキャダバーとして復活させるなどの行動も見られる。太い鉄の配管の間に無理やり体をねじ込み突破する、エレベーターの強固なガラスに一撃でヒビを入れるなど見た目に反して凄まじいパワーを有する。
ルヴィクの「新たな体(レスリー)を探す」という意識から生まれたクリーチャー。ライトで場所を照らす能力=被験者の心の内を暴露する、といった意味があるらしい。また女性型でレスリーを探していること、ライトによって隠し扉等を暴くなどの能力からキッドと共通点が多い。このことからキッドの意識が繁栄されたクリーチャーではないかと思われる。

ブラックキーパー(Dark_Keeper)
追加シナリオのザ・エクセキューショナーにおけるラストボス。その姿は全身黒く染まったキーパー。ハンマーやズタ袋ではなく刀による素早い近接攻撃を行う。またアンノウンと同じくラウラの腕を召喚させることもできる。キーパーと同じく本体は頭部の金庫。
キーパーとなった主人公がルヴィクの去ったSTEM内で他の被験者たちを退けた結果、STEMの支配力が強まり生まれた分身ともいえる存在。出現と同時に主人公の娘を連れ去ってしまう。トラップによって金庫にダメージを与えることが出来るが、相手が自分自身の為、主人公も同じダメージを受けてしまう。しかし娘をSTEMから脱出させるにはこのブラックキーパーを倒す他に方法はない。